2005年07月22日

にゃにゃこがいた

母親からの実況によると、今現在家の前の駐車場にいるらしい。
最初に電話がかかってきたのが今から1時間半前の16時50分。
ひょっこりと現れて、母親が水を持って行くとゴクゴク飲んだそうだ。
「なんか凄い剣幕で鳴いてたよ!ウニャ!ウニャ!ウニャ!って」

よくよく聞くと、私が万一のことを考えて役所関係に電話していたときに、
母は母で近所をまたたび片手に捜索していたらしい。
で、2箇所でにゃにゃこに会った。
最初は家から100mも離れていないタバコ屋さんの角の、
水が流れておらず、蓋の開いていた下水口からピョコンと顔だけ出していた。
「にゃーにゃーこー」と声をかけたら頭を引っ込めてしまったらしい。
次は裏のアパート。ここも以前のにゃにゃこの散歩コースで、
勝手知ったるなんとやらなのだろう、段差を軽々と越え、
いかにも楽しそうに散歩していたらしい。
それから通りかかった近所のおじさんに猫を探していることを話したりしつつ、
一旦家に戻ると今度は駐車場にいたという。

ウニャウニャ言いつつも頭を撫でさせ、お腹を見せて撫でて撫でてとアピール。
捕まえられるだろ!と私ですら思うのだが、いかんせん駐車場の位置が高いのだ。
私ですら跨いで上がるのに一苦労で、それをした上で捕獲となると、
母には超超大仕事になってしまうだろう。
にゃにゃこも怖がるだろうし無理強いはできない。
「どうしよう!」と電話してきたので、
捕まえる捕まえないじゃなくて、とりあえず撫でてやってと頼んだ。

その後電話をかけ直して結果を聞いたら、
よせばいいのに母はあの塀をよじ登ったらしい。
にゃにゃこはびっくりして車の下に逃げ込んだようで、
でも遠くには逃げておらず、まだそこにいると。

何で今日に限って仕事なんだよーちーきーしょおおおおおお!

今のところはとりあえず無事な様子でほっとした。
しかしどうやって捕まえるか……
どなたかナイスアイディアがありましたら、是非教えてください。うおー
posted by 6 at 18:25| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にゃにゃこがいなくなった・1

(すみません、かなり暗いです。今回はどうぞ読み飛ばしてください)

今朝にゃにゃこが脱走した。

「にゃにゃこが外に出ちゃった!」と叫ぶ母の声に起こされた。
転がるように階段を降り慌てて外を見ると、
すぐそこ、手の届きそうな近くでにゃにゃこが草を食べている。
親の話によると、いつもほんの少し開けている大きな掃き出し窓の、
もうボロくなってしまって補修テープでしのいでいた網戸のわずかなたわみ、
そこから体を押し出すようにして出てしまったようだと。
冷静を装い「にゃにゃこー」と呑気な声を出し、こっちを見ていることを確認。
玄関に走りスニーカーを手に戻り、履いて窓から外に出た。
相変わらず草を食べている。病気のせいで胸焼けがするのだろう。

「落ち着け落ち着け」と口の中でモゴモゴ言いながら近づく。
でもこの距離と状態では捕まえられないこともわかり、
母に猫トイレ掃除用につかっているビニール手袋を持って来てもらった。
滑り止めのためだったが、病院にいくときにも使っていたものだったので、
警戒したのかさらに離れてしまった。
家の中に戻り、バスタオルをひっつかんで再び外へ。
家の隣は畑なのだが、そこは以前のにゃにゃこのテリトリーというか庭。
大きなとうもろこしの木(あれはもう木だ)の間に座り、私をじっと見ている。
私が近寄るたびに遠ざかる。
夏で生え放題になっている雑草も邪魔をして、逃走経路が凄く見づらいのだ。
にゃにゃこはそのまま小走りに逃げ、畑から家の敷地に戻り、
裏庭を通って隣家の方へと消えてしまった。

書いていても本当に悪夢を見ているようだ。長い夢だな。

今日はどうしても仕事を休めず、時間ギリギリまで粘って探したが、
そのときはそれっきり姿を見つけることができなかった。
しかし重苦しく出勤準備をしていたら、にーすけが畑の方を見て鳴いた。
「にゃにゃこいた?」と見に行くも、姿は見られずじまい。
いないよな…とがっかりしながら用意をしていたら、
にーすけがいた場所に今度は母が立ち、畑を見て「いた!」。
とうもろこしの木のさらに向こう側で、またも草を食べている。
「にゃにゃこー」と声をかけるとこっちを見るのだが、
そのまま(母いわく「悠々と」)歩いて行ってしまい、物陰に消えた。

2年近くをこの近辺で過ごしていたにゃにゃこは、
当然どこが快適で目に付かないのか等は知り尽くしているだろう。
多分日本一暑いこの場所で、日中に出歩くとは思えない。
夕方から朝方にかけてだ。重点的に探すのは。
どうせ最近はほとんど寝ていない。何も辛いことはない。

入院中、にゃにゃこの状態に改善は見られなかった。
それどころか退院直前には今までで最も悪い数値になってしまった。
毎日病院に通い、病室に人気がないのをいいことに、
1時間以上撫で、声をかけ、どうにかして食欲が出ないかと考え抜いた。
日に日に、多分数値云々よりもストレスでうつろになっていくにゃにゃこ。
回復することを信じて私のエゴでここに閉じ込めた。
でも多分、それはもう望めない。決めなきゃいけない。そのときが来たのだろう。

主治医が様子を見に来たときに言った。
「これ以上はもう無理なら、連れて帰りたい」
主治医は頷いて、退院の仕度を整えるために病室を出た。
家に電話をかけた。
「これからにゃにゃこを連れて帰る」、
だからにゃにゃこの部屋の床を拭いておいて。
そう言いたいのに後が言葉にならない。
受話器越しに、母の「もう良くなったの?」と弾むような声が聴こえる。
いい大人なのに小さく声を上げて泣いた。
どうしても言葉が出なくてしゃくり上げるだけの私に、
母も事情を飲み込んだのか口調が変わった。
「あんたちゃんと帰って来られるの?大丈夫なの?」
帰れるよと思いながら、
「もうこれ以上は厳しいなら連れて帰るって、私が言った」とだけ、
無理矢理口から押し出した。
母は「仕方ない。仕方ないね。その方がいいよ」と、
自分を納得させるかのように呟いていた。
posted by 6 at 16:09| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にゃにゃこがいなくなった・2

病院で一回り痩せてしまったにゃにゃこだったが、
家に帰ると入院以前と同じように階段を昇り降りし、
ケージの上に飛び乗り、飛び降りていた。
食欲は余りないにせよ、病院にいるときよりは格段に食べる。
一度に食べる量がほんの少しなので、時間を置いて何度か出すのだが、
完食とはいかないまでも結構な量を食べてくれた。

何をしていても泣けたが、せめて気分良く楽しく過ごして欲しい。
そのためなら悪あがきでもいい、何でもする。

以前弟のお嫁さんが見ていただいたことのあるホメオパスの先生が、
本来の専門は猫だということを夜中に思い出し、メールで問い合わせてみた。
緊急だということで翌朝すぐに連絡をいただき、
偶然にも同じ市内に在住ということでその日にお会いすることになった。
にゃにゃこ用のレメディー(西洋医学のものとは異なるが、薬に当たる)を処方され、
存分に話し、落ち込まずにこれからを考えようと言われて心強かった。
主治医と家族以外では猫の話はほとんどしてこなかったので、
苦しいときに相談できることがありがたかった。

その帰り、日帰りでの点滴をしていたにゃにゃこを迎えに行き、
主治医に「自宅で皮下点滴をしたい」と希望した。
これで多少はにゃにゃこのストレスは軽減されるはずだ。
やったことなどもちろんないが、やっている飼い主の方はたくさんいる。
長い間にゃにゃこの中で頑張ってくれた留置針を抜き、
週明けくらいにその方法を教えてもらうことになった。

それが昨日。
私が泣くことをやめた瞬間に、にゃにゃこは脱走してしまった。

外に出たいからという単純な理由ではなく、
ある強固な本能に動かされての脱走なのかもしれないこともわかっている。
にゃにゃこと一緒に暮らしたいと思うことすら、
彼女にとってはストレスなのかもしれないとも思う。
だけどどうしようもない。一人で死なせるわけにはいかない。

にゃにゃこ。
今にも雨が降りそうな空だけど、裏の家の縁側の下かなんかに避難してるんだよ。
待ってて。
posted by 6 at 16:05| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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