2005年08月30日

台風一過(3)

やらなければならないことを思いつくと気持ちに張りが出た。
花を買う。明日までにゃにゃこの体を守る。そして今後。

なぜか家には保冷剤が大量にあり、
いつでも使えるように冷凍庫にストックしてあった。
それをありったけ出した。
にゃにゃこもにーすけも嫌いで、
一度も乗ることがなかったアルミボードを2階から運んで来た。
ボードのうえにペットシーツを敷き、にゃにゃこを乗せた。
肩のところまでタオルを掛けたら、ますます寝ているだけのように見えた。

パソコンで検索して、市内にペットのお寺があることを知った。
ペット霊園でなく普通のお寺。人間と同じように供養してくれるという。
こんなのは本当に人間の勝手で自己満足以外の何物でもないのだが、
それでもいい、納得がいくようにきっちりと送ってやりたかった。

午後になってから下見に行った。
いろいろあったが(後で書きます)そのお寺にお願いすることにした。
火葬場等の都合もあり、明日9時半前に来るようにとのことだった。
その場所にもよるのだろうが、火葬する時は遺体のみで、
他の物は入れることができない場合もあると聞いたので、
ご飯やおもちゃも一緒に持たせてやりたいと住職さんに言うと、
「好きだったものを全部一緒に入れてあげるといいよ。大丈夫」と言ってもらえた。
気持ちが緩んだらしく、亡くなった経緯などを話しながらまた泣いてしまった。

変な気分だった。
相変わらず夢の中にいるように頭の中はフワフワしているのに、
体はシャキシャキと動いた。
直視することを避けているわけではないのに、
寝違えて首が動かないときのように現実を見ることができなかった。

花屋さんを2軒はしごして、抱えるほどの量を買った。
明日のご飯にと、この辺で一番の魚屋さんで、
痛みのせいでにゃにゃこが食べたくても食べられなかった
甘エビとマグロの刺身の一番いいところを大量に買い込んだ。
氷屋さんで追加のドライアイスを買った。一つ1500円を二つ。

夕方帰宅する頃には、明日は私たちにできる限りのことをしようと、
寝違えたままでも妙にさっぱりとした気持ちになっていた。
変わらずに寝ているにゃにゃこが可愛くて可愛くて、
撫でても撫でても全然飽きなかった。
硬く冷たくなっているのにどうしてこれほどまでにと思うほど、愛しかった。
posted by 6 at 21:57| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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