2005年06月17日

ねこのせかいもむずかしい

野良時代、にゃにゃこは雄猫にモッテモテだった。
この辺りにはなぜか雄猫が多く、雌は滅多に見かけない。
そのせいもあるのかもしれないが、にゃにゃこはとにかくモテた。

庭で昼寝をしているところへ雄猫。
テケテケと散歩をしているすぐ後ろを雄猫。
にゃにゃこは無関心の様子でいつも知らん振りを決め込んでいたが、
いずれの雄猫も自分の存在をアピールするかのごとく、
ニャアニャア鳴きながらにゃにゃこに会いに来ていた。

そんなクールビューティーなにゃにゃこが、
自分から積極的に鼻挨拶(猫同士がするあれです)をしに行った猫がたった1匹。
それがにーすけのお父さんだった。
もちろん定かではないが、体つきや毛の色、何より顔がそっくりだった。

お父さんの縄張りは細い道路を1本挟んだ向こう側の住宅街で、
基本的にはうちの近辺ではないと思うのだけれど、
その頃はたまたま何度か見かけた。
いつももう1匹の猫と一緒だった。
多分にーすけのお母さんなんだろうと思う。いかにも洋風の猫だった。
こげ茶色の靴下を履いた足と、
茶色から白へのグラデーションの毛色がとても綺麗だった。

そんな2人(2猫か)から生まれたにーすけは、
チビの頃は動物病院で感嘆の声が上がるほど可愛らしかった。
診察台に乗せたとき、助手の女性が「うわ、可愛い……」と唸るのを聞いて、
返事に困って「でも野良です」とよくわからない答えを返したこともあった。

そんな可愛かった仔猫時代を経て、
今やウナギイヌ並みの胴長猫となったにーすけだが、
相変わらずにゃにゃこに冷たくされている。
もうハナもひっかけないとはこのことだろう。

にゃにゃこさん、お父さんをリスペクトするなら息子も一つ頼むよと、
私は泣きそうな気持ちでお願いしたいわけです。
にーすけは常ににゃにゃこのそばにいたい。
だが悲しいかなにゃにゃこはクールビューティー。
鼻挨拶も気が向いたときにだけするのみ。

最近は同じ布団の上で昼寝するくらいにはなったものの、仲良しとは程遠い。
嫌い合っているわけではないことが救いといえば救いか。

いつか猫団子が見られるかねえ。


切ない片思い
DSC00145.JPG DSC00136.JPG 知ったことではない



posted by 6 at 15:59| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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