2005年06月23日

ほんのりと淡々と

ほんのり疲れている。
ほんのり眠い。

乗り物に乗っているときのうたた寝って、物凄く気持ちがいいですよね。
最近は車にしか乗らないのでさすがに眠れないけど、
堅気の会社員だった時代は電車とバスを乗り継いでいたので、
吊革につかまったまま立ち寝とか得意だった。
カックンってなっちゃって恥ずかしいんだけど、
いつしかそれにも慣れていくという不可思議。

不可思議といえば、日本各地での家族同士の殺し合いがその最たるもの。
嫌な連鎖だ。どうしてこんなんばっか続くんだろうな。
殺した人も殺された人も、生まれたときは笑顔と祝福の中にいたんだろうに。

あの蒸し暑い防空壕の前で、泣きながら無言で立ち尽くしていた私たちに、
タクシーの運転手さんは缶ジュースを手渡しながら言った。

  昔ここで起きたことを、今見ている若いあなた方が、
  忘れずに伝えてください。
  してはいけないことをしてしまったということ、
  忘れずに伝えてください。
  私たちは敵を恨んではいない。彼らは手厚い看護をしてくれました。
  ただ私たちは敵ではなく味方に見捨てられたことが悔しい。
  それだけが辛いのです。


淡々と、何気ない話のように。
缶ジュースのお金を払おうとしたが首を振って微笑んで、
「私の気持ちです」とだけ言った。あの強い訛りで。

命は奪うものでも奪われるものでもない。
守ることに日々必死だ。

寝ている母やにゃにゃこやにーすけのお腹が呼吸で上下していると、
泣きそうなくらいありがたく思う。

たまには誰も死なない日があってもいいだろう。最近ちょっと辛いもんで。
明日がその日でありますように。

死んだら団子も食えんもん。

DSC00157.JPG

左から 味噌 よもぎ餡 枝豆 梅しそ。
これがね、もう美味いんですよほんと。
posted by 6 at 23:45| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いい経験をしてるね。
そして君はいつも文章が上手い。
見ているこっちに気持ちが移る。
その運転手の顔と空が目に浮かぶくらい。

自分も小さい時に「たまには誰も死なない日があってもいいだろう。」って思っていた事がある。
世界で事件がない日ってないのだろうか、と。

明日はそんな日になりますよう。(マネ
Posted by リサ at 2005年06月24日 21:38
よせやい。

ワイドショーが暇な感じの話題のときって安心するよね。
毎日祈ってりゃ何とかなるかも。
Posted by 6 at 2005年06月26日 03:56
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