2005年10月23日

センチメンタル

秋はどうして感傷的になりがちなんですかね。
過去を思い出して云々ということがあまりない私ですら、
この季節は心が慌しくなるのを感じる。
また何の因果か、これまでお付き合いしてきた方々とダメになったのが
ことごとくこの季節ときた。特に11月の上旬がまずい。
振った振られた関係なく、いつのときもこの時期だった。

ああ、あの人元気かなあ。全然会ってないけどどうしてるだろう。
ふと思い出したら最後。
「そういえばあのときはあそこでご飯食べたな」
「あのシャツ可愛かったな」
記憶の奥底に寝そべって潰れていたような思い出が、
そんな言葉をきっかけにズルズルと引っ張り出されてしまう。
嫌だ嫌だ過去過去!と頭をぶんぶん振りながら見上げると、
そこにはあのときと同じような秋の空が、
呑気に鱗を引っ付けて広がっていたりするんです。

きっかけは次長課長だった。
あのコンビの男前の方が、昔仲良くしていた人にそっくりなことに気づいた。
顔だけでなく、天然気味のところや人見知りらしいところも似ている。
そうなるともういけない。
しかも最近毎日見る。番組をまたいで2時間くらい続けて出ていたりする。
いくらなんでも出過ぎだろうと思いつつも選んでいるのも自分で、
見ながら知らずに「かっこいー」とか言っちゃってるのが痛すぎる。
だいぶ昔のことなのにこれかよ!と呆れるが、
別に未練が残っているというわけでもないのも事実だ。

切ないけど懐かしい。懐かしくて可愛い。
悩んでいた当時の自分も、終わり間近には腹の立つ存在でしかなかった彼も。
してしまったことに対する後悔や、されたことへの苛立ち、
そんなものまで思い出されるのが余計だが、
なければないで思い出は味気なく、記憶以上のものにはならなかっただろう。
どちらかというと悲しい気持ちが先に立つ関係だったが、
それでも会えてよかったと思えるほどに気持ちは熟成された。

今どうしてるのかなあ。私よりも7歳ほど年下だった彼。
あの頃よりはちょっとは大人になっただろうか。
ニックネームで呼ばれることが多かった私を
下の名前に「さん」付けで呼んでくれた初めての人だった。
posted by 6 at 11:36| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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