2006年06月14日

ごめんなさい

物凄く悪いことをして故郷を追われたくせに、おめおめと帰ってきたような。
なんだかそんな気持ちでいっぱいの今であります。
何ヶ月空いたんだって話ですよ。

しばらくログインすらしていなかったのですが、恐々覗いて見て、
未だに訪れてくださる方がいることに驚きつつも、感動してしまいました。
まあどうせ全員友人だろうって感は否めませんが、
それでもクリックしてくれてありがとう。

元気です。
散歩したり映画観たりビール工場見学に行ったりエプロン作ったりしていました。
一昨日は焼肉食べました。
牛角のみなさんありがとう。なんだってあんなに美味いのか。

また、ちょっとずつではありますが書いていこうと思います。
もしかしたらLife自体を引越しすることになるかもしれないけども、
それはそれできちんとお知らせします。


久々ですが、にーすけ3連発。

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左から、
・TV鑑賞中。
・伸び中。
・エプロンにくるまり中。
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2006年02月19日

月の花火

乱視が進んでいる。

最後に視力を測ったのがいつかは忘れてしまったが、
多分今もしつこく使用しているコンタクトレンズを作ったときだと思う。
4、5年前のことだろうか。
当時で0.02とかその程度だった。乱視もかなりひどい。
しつこく、というのは、このレンズはどういったわけか、
私の手元から離れることなく今まで来た。
財布とコンタクトレンズは失くすものだと思い込んでいたので、
今回のこれの頑張りには本当に目を見張る。
あんまりいつまでも無事なので、レンズ自体が薄くなってきた。
身を削ってまで奉仕。偉いなあ。なんて偉いんだ。
しかし乱視は進んでいる。

昨夜、車で国道を走っていたときのこと。
四叉路の大きな交差点で、前には右折車が止まっていた。
微妙に渋滞していたし、すっかり夜だったので視界も悪かった。
前方と信号の確認とを一度にし、そのまま進んでふと気づいた。
妙な気持ちになりながらその先の信号の青を見つめた。
やっぱりあった。
信号の左端、闇に薄ぼんやりと浮かぶクローバーが。

満月の夜に眼鏡を外して月見をすると、裸眼に映るそれは
もはや月ではなく花火だということを知ったのは、中学生の頃だった。
一つの月が10個くらいにブレて見え、
またブレたそれが、当たり前だが丸く固まっている。
一つ一つの輪郭もあやふやで本当にぼんやりとしか見えないのだけれど、
瞬きするたびに何度でも打ち上がる花火。

15歳だった私は受験勉強に飽きると窓を開け、身を乗り出して月を探した。
眼鏡を外して眼をぱちくりさせては、白く丸く映るそれを面白がった。
真冬であんまり寒くて涙が滲んでも、
ぼやければぼやけるほど花火は綺麗だった。
着膨れでモコモコになりながら、冷気に鼻をすすりながら、
ろくに見えない眼で遠くの花火を眺めた。

コンタクトレンズ装着時には、
当たり前だがこれまでそんなことはなかった。
あのクローバーは、いいかげん眼科か眼鏡屋さんに行って来いという、
裸眼の神様からのメッセージなのかもしれない。
しかしそれは失敗です、神様。
あんなに綺麗なものを見せられた日には、
逆効果ということも十二分にありうるわけですよ。
だって花火だけだと思っていたのに、よもやクローバーまでとは。
近視で乱視で本当に良かった。

まあそんなことにのんきに心震わせていても、
そのうち事故を起こすだけだとわかっているので、
近いうちに検眼に行って来ようと思う。
一瞬「老眼」の二文字が脳裏を過ぎった気がするが、
それは都合良く無視しようと思う。
posted by 6 at 12:29| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月22日

ヒキコモゴモ

前回から随分と日が空いてしまいました。
新年早々さぼるとは何事だよと自分に憤りながらも、
ここ1週間はまさしく悲喜交々(主に悲)という感じで、
実際はぐうたらというよりはグッタリの方が近かったような気がします。
待っていてくださった奇特…いやお優しい方々、
ともかくすみませんでした。


まず初めは、
『10年ほど前の知人の消息をひょんなことから知る』
10年前に別れたときには、
もう二度と会うことはないだろうと思っていた人だ。
今後互いがどのような道を辿っても、
たとえ死んだとしてもその消息を知ることはないだろうと。
嫌い合い、憎しみ合って別れたわけではないにしろ、
元々近所に住んでいた人でもないので、
物理的にいっても可能性としてはまったくゼロだった。
だがしかし10年後の今。
気づけばこんなネット社会になっちゃって。
トリセツ読まなかろうがマウスクリックくらいはできるわけで、
そうなるとPC画面の向こうは無限大にも広がる。
その無限大の中にその知人はいた。

無理に連絡を取りたいとも思わないが、
仮に私がストーキングを趣味にしていた場合、話は別だ。
ネットって怖いと改めて思った。
そして当時を思い出して何とも言えない気分に浸る自分が、
なんだか予想以上に鬱陶しいことに気づいた。


そして『20km/h over』
17日、生まれて初めて交通違反で捕まった。
スピード違反。法定速度40キロのところを20キロオーバーだった。
にーすけの尿検査のため、病院に向かって田舎道を走っていたとき、
その赤い旗を手にした謎のオッサンは、道の端から跳ね出てきた。
ピョン!と。
前を走っていた車も軒並み連行。
いわゆるネズミ捕りというやつでしょうか。
平日昼間にこんなにも人手がいるのかと、
呆れるほどの大人数で張り切って旗を振っていた人たちよ。

警視庁24時に出てくる酔っ払いばりに暴れたくなる気持ちを抑え、
聞かれるまま答え、拇印を押し、青い紙と振込用紙を貰った。
もちろん自分が悪いことはわかっている。
わかっているからこそ腹が立つ。
「1万5千円ね、高くて本当に申し訳ないけど」
等と逆撫でするようなことを言うのは決まりなのか。
1万5千円あれば何が買えるかしら。泣きたい。


で、その後の『にーすけの検査結果は良好』
これだけで1万5千円など屁でもないと思えるから不思議だ。
結晶もなくpHも良好、今までで一番良い結果だった。
処方されているサプリメントの他に、
膀胱炎に効くといわれているいくつかのサプリを併用している。
処方されているサプリは摂り過ぎると肝臓に負担がかかるらしいので、
量を減らして他で補おうと思ってのことだったのだけれど、
自宅でpHを計っている分には問題なかったし、
目視でもここのところ砂が出ている様子はなかったので、
良い方に結果が出て本当によかった。
先生にも「減らして状態がよければそれにこしたことはない」と
言われて一安心だ。それと
「自宅でpHが計れることが強みだ」と褒めていただいたけど、
それはネットで情報収集をしているなら普通のことだろう。

にーすけはご飯に混ぜ物をすると一切食べないので、
サプリ等も口を開けてポイとしなければならない。
喉に詰まらないように、一つ飲ませるごとに水を含ませるのだけど、
その際にこのジェントルフィーダーを使っている。
当然投薬(薬じゃないけど)は嫌って逃げるのだけれど、
どういうわけかこのジェントルフィーダーを見ると目の色が変わる。
走り寄って来てゴロゴロと喉を鳴らし、
私が立っていればよじ登って来て、水を飲みたがるのだ。
水分補給が肝心なF.L.U.T.Dだけに、これは非常にありがたい。
幸運な発見だった。


そしてそれから間もなくの『破壊・そしてむち打ち』だ。
20日金曜夕方、車で帰宅し、いつものようにバックで車庫入れ。
道路から10mほど中に入ったところに家はあるので、
その10mはバックで入ることが我が家の鉄の掟だ(嘘)。
10mは暗い。おまけに中間5m付近のアスファルトが変に窪んでいるので、
そこで一旦アクセルを踏み込まなければならない。
弟が結婚して家を出て以来、
2台停められるスペースの真ん中に停めていたので、その日も同じくそうした。
違ったのはアクセルの踏み込みが少し強めだったくらいだ。
それなのに当たった。ドカーンと。ボッコーンと。

車を出ると、なぜかそこにいた弟が開口一番
「こーれはエラいことになったぞー」。
見ると弟の可愛いFIATのボンネットがグッシャリと曲がり、
紙のように持ち上がってしまっていた。
ライトは割れ、バンパーもいかれている。
「あらー」
等と言いながら、修理工場に勤務している友人に電話をかけはじめた。
状況と状態をサクサク説明しながら「代車貸してねー」と、
なぜか呑気に明るく話していた。

弟の車は全然見えなかった。注意力散漫だ。
近所が暗いのは確かで、
車の色もどちらかといえば見づらいのだけれど、
これまでぶつかったことなど一度もない。
ミラーでも確認していたのになぜなんだ。自分に腹が立つ。

腹が立つのだけれど、弟本人は全く怒っていなかった。
それどころか母に状況を説明しながら謎の爆笑。
いわく「あれはバックのスピードじゃない」。
確かに…アクセル踏み込んだ瞬間に当たったもんだから…
ごめんねごめんねと繰り返す私を慰めるわけでも、
また責めるわけでもなく、普通の顔で保険の書類を探していた。

「禁煙してるんだよ俺」
「だからかどうか知らないけど腹が減ってどうしようもない」
「食っても食っても腹が減るんだけどなんで?」
しまいにはそんな話までしていた。
弟よ。あんたが弟で姉ちゃん嬉しいよ。
ほんとごめん。ありがとね。

で、21日夕方、昨日になって首から肩にかけての痛みが。
元々ひどい肩凝りなのでいつものそれかと思ったのだけど、
全体が攣れる感じで、これはなんとも未経験の予感がする。
よくよく考えて、ああこれがむち打ちなのかと目が覚めるように思った。
結構痛いもんだな。
肩凝りでない人がなったらさぞ辛いだろうと思われる。


そんなこんなで8割方悲しみの悲喜交々でした。
ただ、車に関しては本当に自業自得なので、
近いうちに車と一緒にお祓いに行こうと思っています。
みなさんもどうかお気をつけて。
posted by 6 at 16:26| 埼玉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

トリセツ

取扱説明書について。
一通り目を通してから製品に向かうタイプと、
取説など最初から存在しないかのごとく振舞うタイプと、
この世には2種類いると思うのだけど、みなさんはどちらでしょう。

私は後者だ。与えられた物だけでなんとかしようと思うタイプだ。
だから購入して久しいDVDやスカパーのリモコンを手にしたとき、
未だにほんの少し時が止まる。謎のボタンもたくさんある。

困るのが携帯電話だ。あの取説の分厚さときたら尋常ではない。
あんなものどうしろってんだまったく。
電話が好きではなく、使用方法としてはメールくらいなので、
どう考えても説明など必要がないのではないかと思う。

先日の大掃除の際、放置してあったその携帯の取説を見ていたら、
「SDカード」とかいうブツがあることを知った。
SDカード?そういえばなんか小さいのが箱に入ってたな。
買ったまま開けることすらしていなかったその箱を再び開けると、
黒い小さなカードはケースに収められたままだった。

何に使うんだろう、と思いながらも早9ヶ月。
携帯をよく見ると、そのカードの差し込み口がついているではありませんか。
ここか?と摘んで差し込むと、携帯が軽快にポロリン♪と。
何が違うんだろう?といろいろ触ってみた結果、
カメラで撮った画像が大量に保存できることを発見。
いや、画像だけではなくなんかいろいろ保存できるらしい。
すげー!発見発見!!

9ヶ月も私は何をしていたのかと。
取説はやはり必要なのかもしれません。
あったところで、やっぱり読まないんだけども。

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2006年01月08日

春を待つ

掃除だのなんだのをどこかへ追いやった挙句、
晴れ晴れとした気持ちで新年を迎えることができました。
1週間経ってから言うセリフでもないような気もしますが、
新年明けましておめでとうございます。
お餅やお雑煮や栗きんとんやいくらは食べましたか?
お雑煮のスープが煮詰まって黒っぽくなってくると正月を感じます。

北の方で漁師をやっている親戚がいる関係で、
毎年暮れ、我が家の冷凍庫はパンクするのが常だ。
シシャモ、鮭、タコ、貝、いくらやら筋子やら。
中でも父の兄弟姉妹が作る飯寿司の場所の取り方といったら尋常ではない。
家族では父しか食べないので減り方が鈍いのも困る。

紅鮭の飯寿司。
大根や白菜や人参や鷹の爪や麹や何かの姿が見えます。
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魚介類は弟夫妻やご近所や会社関係など、
貰ってくれそうな人に端から押し付けても全く減らない。
どれも買えばとても高価で贅沢品だとわかっていても、
いつのまにか味が変わってしまっている。罰当たりだ。

この北の地にいる親戚たちのおかげで相当感覚が麻痺していると思う。
時期が来れば送られて来るいくらや筋子は、
おかずが何もないときとりあえずご飯の上に乗せる、
季節限定のふりかけのような感じだ。
時折送られて来る生きたままのカニが箱の中で足をもぞつかせているのを見て、
母は茹でるのが面倒だとうんざりする。

そもそも食に対して執着がないのがいけないのだろう。
普段の食卓はまるで寺の精進料理のようで、
ベジタリアンでもないのに白や緑ばかりだったりすることがよくある。
何が好き?何を食べたい?という質問には黙り込む。浮かばないのだ。
唯一甘栗は好きだが、それをおかずにするのはどうかと思う。
だって皮を剥くのが面倒だ。

肉よりは魚が好きだけど、好きだからといって
冷凍庫の飽和を緩和するまでには至らない。
シシャモや鮭に申し訳ない。懸命に生きた命なのにな。
なんとかしないとな。

徒然に書きながらふと思う。年の初めに何を書いているのかと。
正月くらい、もっとこう景気の良い明るい話はないもんかね。
なんというか、冬のフットワークの重さが文章に如実に出てしまった。
にーすけさん、こんなねーちゃんでごめんなさいね。

「ご、ごめんですむと思ってるのか!」と驚くにーすけ(2歳・男)
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今はただ春を待つ気持ちだけを燃料に、
張り詰めて割れそうなほど冷たい空気の中をテクテク歩いている。
大体同じ時間帯に帰宅するので、
日ごとに明るくなる空を感じられることが嬉しい。
春に近づいている。

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2005年12月30日

こんな空

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見る窓は毎日同じなのに一つとして同じ空がない。
窓は額縁だということを改めて思う。


そんなわけでいよいよ押し詰まってきた12月。残り1日です。
大掃除はしましたか?小掃除ならしました。
年賀状は書きましたか?聞かないでください。
ちびっこにお年玉をあげる準備はできましたか?というかくれ。

私の苦手なものの一つに「環境が変わる」がある。
大きなところでは卒業・進学、入社・退社から、
引越しなど普段の生活の中でのちょっとした出来事、
季節の変化などの些細なことに至るまで、すべてが苦手だ。

続いて行く物事が好きで、それだけが願いだ。
劇的な変化などなくていい。淡々と坦々と日々の中に埋もれていたい。

例えば延々と同じ季節が続く日常。
5種類くらいの食事と飲み物をローテーションで摂る。
同じ時間に寝て起きて、にーすけのご飯を用意し、
同じ時間に仕事に行き、そして帰り、
特番のないレギュラーのTV番組を毎日毎週観て、風呂に入る。
音楽とドライブだけは欠かせないが、逆に言えばそれだけでいい。
そういう日常の繰り返しでいい。

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に、吉良吉影という極悪人が出て来る。
こうして思い出すだけでむかっ腹が立つほどにひどい野郎だが、
そいつはよく「植物のように暮らしたい」と言っていた。
目立つ行動や変わったことをすごく嫌った。
嫌だなあと思った。こんなのと希望が合致するなんてなんてこったと。

終わることが嫌なのだ。
物凄く寂しい。それがなんであれ泣きそうになる。
学生生活が終わる。恋人関係が終わる。夏が終わる。旅が終わる。
恋人関係の終わりは別の意味で泣くわけだが、
ともかく終わりたくないから続けたい。続けばいいと心底から願う。
それが無理ならば始めない。始めなければ終わることもない。
感情の起伏がそれほどないのは昔からだが、
大きな悲しみが待ち受けていないのなら、喜びもそれなりでいい。

でも、だからといって小津安二郎のファンってことでもないんです。

年末。それはいろいろな意味で拷問の日々。
みんなでわさわさしちゃってどこ行っても混んでるわ、
道ももちろん渋滞でエラいことだわ、
TVはTVで時間の区切りが無意味に思えるほど無節操なことになっているし、
お笑い好きにはたまらないと言えばそう言えなくもないが、
観るごとに終わりに向け押し流されて行くことに変わりはない。
終わっちゃうんだよ2005年。残り1日。

とかなんとか愚痴っていても、終わるし始まるのだ。
動かしようのない事実を甘んじて受け入れよう。
夏を待つように生きて行こう。

2005年、巷では「愛」の年だったらしいが私には「猫」だった。
愛情を、時間を、心血を注いだ1年だった。
今でも好みが違うふたりのために、別々のご飯を買っている。
毎日毎秒思っている。にーすけを抱きしめながらにゃにゃこをも抱いている。
それは変わらないだろう。どこにいても同じだろう。
形は変わっても状態は変わらない。続いて行く。
涙が出るほど愛している。

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お出かけする方、ご自宅でゆったりと過ごされる方、
事故になど遭わぬよう、風邪など引かぬよう、
お変わりなく笑顔で新年をお迎えください。
来年も(多分)のんびりダラダラとではありますが、
好き勝手なことを書き散らかして行きたいと思っておりますので、
どうかひとつよろしくお願いいたします。


空の変化は別格。
明日はもっと美しい空を。
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posted by 6 at 22:23| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月21日

覚書

今日はにゃにゃこの月命日。
マグロにホタテに甘エビ。たくさんの可愛い花も!


漫画喫茶通い(というかジョジョ通い)の時間が取れないため、
葛藤した挙句に少しずつ文庫版の方を揃えることにした。
今読んでいるところの続きから買うことにしたので、
昨日手に入れたのは25〜27巻までの3冊。
中途半端で、本屋さんすみません。

2冊読み終えて風呂。
湯舟で茹だりながらふと気づいた。
「あれ?すっごい似てない?」

そう思ってちょこっと調べてみたら、やっぱりそうなんだ。
作者も影響されているとかいないとか真相はともかく、
似ているとそこここで言われているらしかった。
というかそっくりだもんな。
10年以上好きなこの気持ちは伊達だったのかと、
自分に訝りたくなってくる。気づくのが遅すぎるよ。

エゴン・シーレ彼の絵

一見全然関係ないところから湧き出てきたように思える興味でも、
惹かれる気持ちには実ははっきりとした根拠があるのだなと、
普段シーレが好きだとは何となく気恥ずかしくて言いづらいくせに、
こんなところからそれが漏れ出てしまうという己の脇の甘さよと、
なんだかいろいろ考えてしまう出来事だった。
それにしても「好き」の範囲の狭さには我ながら恐れ入る。

ジョジョの奇妙な冒険をご存知で、なおかつお好きな方以外には、
本当にどうでもいい話題で恐縮してしまうわけですが、
自分のためにちょっとした覚書でした。
posted by 6 at 11:39| 埼玉 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

震える

空の色が魚屋さんが魚を入れるビニール袋のようだ。

今日も今日とて寒さに凍え、室内にいながら両手の爪の根元が紫で、
21世紀なのに足に霜焼けを作る日もそう遠くないと思われる12月。
みなさんいかがお過ごしですか。
私はすっかり漫画喫茶漬けのダメ人間です。
だってジョジョの奇妙な冒険が長いから!長いから!

もはや義務のような通いっぷり
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それにしても寒くて固まる。猫が固まるのはわかるが人間とて同じ。
床暖房の効いた居間から一歩出るとそこは北極です。
何か顔とか指とか超寒い。というか痛い。
指の関節辺りの皮膚がパキッと割れて、気がつくと流血してたりする。
新聞を読んでいたら、何か左手と新聞紙がくっついてるんですよね。
なんだ?と剥がすと誰かの食べこぼしらしきシミ。
きったないなーちゃんと拭きなさいよもう!
などと思いつつページを繰っても同じ。くっついちゃう。
あれ?と思ったら何のことはない己の血だったりして、軽くスプラッター。
日常に潜む恐怖。

猫と遊ぶからには手の美しさなどとうに捨て去ったものの、
これはまた別の意味で普通に痛いんですよね。
保湿するにも猫に触ることを考えると市販のクリームは躊躇してしまうし、
ホホバやオリーブ等のオイルを塗ったら、にーがベッロベロ舐めるし。
うおー、早く春にならんかな。

それにしてもジョジョ…あんなにおもしろいとは。
posted by 6 at 12:13| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月01日

気をつけよう

リリースラッシュだ。
普段ぐうたらしているからこういう状態に慣れておらず、
非常に困る。売り上げがどうとかいうよりも、単純に困る。
だってお客がいっぱい来るんだよ!
なんなんですかこの来客っぷり!

「売ったー!」と喜びをかみしめるのではなく、
「売った…」とがっくりと膝をつくような状態だ。
忙しいとどうしても隅々まで目が届かなくなるので、
お決まりのように万引きも増える。

先週店長が捕まえた女子中学生は、
店内で堂々と防犯タグつきのPP袋を開けて中身を取り出し、
自分のスポーツバッグの中に入れていたらしい。
空の袋を手にしたまま店内をうろついていたというから、
大胆なのか馬鹿者なのか。
とっ捕まえて中身はどこだと訊くと、
無言でバッグを開けたというから恐れ入る。

気をつけねばなりません。
万引き風邪新型インフルエンザ寒さから偽装図面に至るまで。
常に狙われている師走です。

それにしてもあの人の偽装髪型はひどすぎた。
posted by 6 at 19:28| 埼玉 ☁| Comment(7) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

Cherish our love together

ナインティナインのオールナイトニッポンも終わったので、
さあ寝るかねーと思った途端ににーすけに膝を占領された。
動けん。困った。微妙に変な体勢なので腰も痛い。
おまけに右腕をホールドされているので、
左手で一本でこれを打ってる始末。
うおー眠いぞ。欠伸出た。

何を見ても聞いても笑いどころを探してしまうような人間にとって、
笑うどころではない生活というのは本当に恐ろしい。
過去に家族が長期入院していたときに経験したが、
あのときの自分は本当に生きていたんでしょうかと、
当時の私を覚えている人に聞いて回りたいほどに記憶がない。

真夏のある夜、辛い日々があんまり長いこと続くので、
もしかしたらこれは夢かも!と、膝を思い切り床に打ちつけてみた。
目が覚めればラッキーだと思ったが、
すっげーでっかい痣ができただけで終わった。
未だかつてあんなにデカい痣を見たことがない。
巨大な青タンを見ながら、こうやって人間って狂って行くのかなあと、
ちょっとだけ怖くなった。

さすがにこのままじゃいかんと焦った。
日に日に正常な人間の輪郭からブレていく自分を食い止めようと、
必死になって何をしたかというと『めちゃイケ』。
もう物凄い真剣にめちゃイケを見た。
全く笑わなくなっている自分にはとうに気づいていたのだけど、
自分にとってそれがどれだけまずいことなのかはわかっていなかった。

当時付き合っていたいんちきバサーと会うときだけは笑えたが、
送られて帰る車内で、家が近づくにつれて涙が出てきて困った。
バサーには細かいことは何も言っていなかったので、
段々と暗くなる私の扱いに困り果てていたのが申し訳なかった。
でも言えなかった。
バサーと会うときだけは何もかもを家に置いてきた。

多分、初めてAVを目にした中学生男子と同じような顔で、
毎週のめちゃイケを見ていたんじゃないかと思う。
「笑いたい」
そう念仏のように頭の中で繰り返しながら、TVにかじりついていた。
夜中しか空く時間がなかったので、録画したものを繰り返し見た。
必死だった。

秋の気配がする頃になって家族は退院した。
人が再生する様をこの目で見た衝撃と感動は今でも鮮明だ。
バサーとは別れたのはそれからしばらくしてからだった。

ナイナイとめちゃイケ好きは今でも全く変わらない。
自分でもちょっとどうかと思うほど執着してしまう。
だって明日仕事だってえのにこんな時間まで起きちゃって。
ラジオまで聴いちゃってんだから我ながら痛い。

タイトルは内容と全く関係なく、love tambourinesの曲から拝借。
復活するとかしないとか、新ユニットを組むとか組まないとか、
何かそんな話をチラッと聞いたので懐かしくなって、
奥底で眠っていたCDを引っ張り出してきた。
特に大ファンってわけでもなかったが良く聴いていた。
今の今まで存在を忘れていたけれど、
聴き直してみると結構きちんと覚えていることに驚く。
何年前に出たんだっけなーとジャケを見たところ、
「1993」とか書いてあるんですけどこれは何かの陰謀か。
夜中に軽くヘコんでしまったじゃないか。12年前って何事なんだ。

何の用意もなく、思いつくままつらつら書いたので妙な日記になった。
これもすべて膝乗りにーすけのせいなんです。

なっつかしー
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今回の犯人
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posted by 6 at 04:45| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

床暖房のいけないところは床から睡眠誘発物質が出てしまうところで、
風呂から上がってゆったりしているだけのつもりが、
気づいたら床にへばりついて朝、ということが多々ある。
単に私がだらしないだけのような気がしないでもないが、
あの暖かさときたら只事ではない。

時計を見たら6時を回っていた。
うわーまただよまったくもー自分の馬鹿!
などと心でブツブツと文句を垂れながら、
ゴロゴロ言ってるにーすけを抱っこして部屋に戻った。
布団の上に下ろした途端、窓辺に駆け寄って行くにーすけ。
寝ぼけ眼でそれを見送り、「さみー」とひとりごちながら、
ふともう一つの窓のカーテンの隙間から何かが覗いているのに気づく。
ああ、もう冬なんだなと思いながらカーテンを開ける。

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橙。そして影絵のように浮かび上がる街並み。
いつもの3割増くらいには見える。
鼻をすすりながら「綺麗だねー」とにーすけに話しかけ、
震えながら冷えた布団に潜り込む。
にーすけが窓辺の見張りを終えて布団に入って来るまで、
充分に暖めておかなければならない。苦行だ。

変な寝癖をつけてまで床で寝ちゃった甲斐があったというものだ。
誰も見ていないような時間帯ですら美しい祭りは開催中だ。
posted by 6 at 02:01| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

世知辛い

父の高校時代からの友人で会社の同期でもあるAさんは入院中だ。
重い病気で去年手術したにも関わらず、再発したらしい。
芳しくない状態は続いており、話はできるが食事が摂れないという。
二人とも故郷は海を渡ったところにある。
多分一緒に就職のために上京してきたのだろう。
おっさんになった今でもあだ名で呼び合っている。

娘の私が言うのもなんだが、父は仕事ができる。
部下を非常に大事にしており、こういう人の下で働くのはやり易いだろうと思う。
休日に電話がかかってくることもしばしばだし、
深夜に電話が鳴ったので何事かと思ったら、
仕事に悩んだ本社の女性だったこともあった(父は支社勤務)。
受話器を取ったのは私だったのだが、出るなり泣いていたので心底驚いた。
浮気でもしてんのかと訝り、陰でちんまりと聞いていたが全く違った。

しかし部下を大事にするということは上に嫌われるということでもある。
なのでご多分に漏れず父もその様子だ。
働く者のために多少の犠牲を払っても職場を改善することは
当然で大事なことだと私は思うが、
損して得を取ることを嫌う人たちもたくさんいる。
事実、父が関わったどの会社も以前より売り上げが上がった。
けれどそれまでなあなあで済んできたことを
「間違っている」と指摘する人間は鼻摘み者になる。
父の会社に限らずきっとどこもそうだろう。
私が上司だったらあんな小うるさいオヤジは嫌だ。

そんなうるさいオヤジは本来なら来年で定年退職するはずだったが、
今現在、上に引き止められている。異例のことらしい。
休日は昼からビールを飲んでご機嫌、
それ以外は読書かにーすけを構うことくらいしかしない。
会社でどうあろうが家庭の中では本当に邪魔っけで、
おまけに仕事を辞めたらほぼ100%の可能性で惚けることが確実なので、
どうなるかはまだわからないが家族としてはありがたい話だ。
父を買ってくれている物好きな上の人がいるらしいのだが、
逆に嫌われ者の父を引き止めなければならないほど会社が傾いているのかと
一抹の不安が過ぎるのもこれまた事実だ。

その話を父から聞いてほっとしていたのも束の間だった。
長期休職中のAさんの元に解雇の知らせが届いた。
会社の人間がいきなり病院に訪れてのことだったらしく、
父はもとよりAさん本人にも寝耳に水の話だった。
仕事中の父にAさんから電話が入り、詳細を聞いたそうだ。
その電話の最中にAさんの奥さんからも父に電話があり、
右耳でAさん、左耳で奥さんの話を聞くという事態に陥ったらしい。
その話を聞かされた後、Aさんは病室の電気を消し、
真っ暗な中で何も言わずにうなだれていたという。
「何十年勤めていても、関係ないんだね」と、奥さんは泣いていたそうだ。

当たり前だが父は激怒した。
病院に行った本人やら関係者やら上の人間やら、
いろいろなところに連絡をして止めて回っている。
話を聞いた母も、血圧が上がるくせに釣られて激怒した。
「血も涙もない!」「因果は巡るんだよ!」等と軽く100回は言っていた。
ここには書けないような、子供みたいな単なる悪口を口走ったのは
不謹慎ながら笑った。割れ鍋に綴じ蓋だ。

多分父は自分のことはそっちのけになっているだろう。
親戚がすべて遠くに住むAさん夫妻が頼れるのは、
現実的にはうちの父しかいない。
「保証人にだけはならないで。それ以外ならなんでもやればいい」
と母が言っていたが、私もそう思った。
父も「それだけはない」と言っていたが、そもそもうちにはそんな金はない。

会社って、きっとそういうものなんだろう。
冷たいことには違いないが、それが大多数の実態なんだろうと思う。
私が過去に勤めていた会社もそうだった。
ペーペーの無責任な視線で人が移り変わる様をたくさん見てきたが、
非情だとしか思えない人事はたくさんあった。
今思い出したが、仲が良かった営業の男性がいきなり退職することになり、
驚きのあまり内線でその人にショックを伝えたところ、
「悲しんでくれるのは○○さんだけだよ…」と暗い声で呟かれたことがあった。

年の割りに元気なおっさんだよなと感心する。
感情の起伏が激しく子供のように素直で単純で、
割とサラリとした性格の母や私たち姉弟の中では浮いていて、
こう言っちゃなんだが鬱陶しい。
しかしその性格が人様のために良いように作用することがあるなら、
まあ死なない程度に好きなように頑張ればいいと思う。
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2005年11月01日

秋から冬へ

夕方ドライブ中、

051031_162606a.JPG

暮れかかった空が綺麗だった。
上り坂で空に近づくのが気持ち良かった。
走行中だったので撮影できなかったけど、
天使の梯子が下りているのにも眼を奪われた。

今朝車に乗って太陽と向かい合ったとき、
日除けを下ろさずにいられることに気づいた。
日に日に空が高くなっている。
冬間近なんだなと実感させられる。

寒さと物悲しさは涙が出るほど嫌だが、空が綺麗なのは大歓迎だ。
夜にはさらに空気が冴えて凛々しくなる。
手足が冷えて凍えるのも厭わないほど星が煌く。
そのひとときだけは、冬嫌いを忘れる。
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2005年10月28日

祈るということ

自分以外の誰かのために祈るときのあの気持ち。
目を閉じて手を合わせる。心の中で呟く言葉。
そうと意識はせずとも、その瞬間は真っ直ぐで単純で無防備だろう。
偽善とか邪な感情が横切って行くかもしれないが、
それは多分再び目を開けてからの話。
閉じて心の中の一点を見つめているときは、強固で絶対だ。
きっと誰もがそうだろう。

もう何年も復帰を待ちわびている人がいる。
あの人の仕事が大好きだった。作品もたくさん持っている。
あるとき大事故に遭われ、それ以来新しい作品は届かなくなった。
時折伝わってくる消息の中にも、残念ながらそういった話はない。
もしかしたら作品はもう届くことはないのかもしれない。
充分わかった上で祈る。思い出すたび、何度でも祈る。
最早作品云々でなく。

窓辺で外を眺めるにーすけの背中に覆いかぶさり、
されるがままなのを良いことに、背中を撫で、喉をくすぐり、肉球を確かめる。
肩の辺りに顔を埋めて深呼吸。干した布団のような匂いだ。
あんなに小さかった子猫が大人になった。きちんと育ってくれた。
柔らかな体。命というものの強さと不思議さ。
にーすけと出逢わなければ知ることすらなかった。
彼の幸せだけを思う。

今はもう会えない人たち。
過去に残し合った傷が大きくて鮮やかだと、
祈る気持ちまでもが強くなるのはなぜだろう。
行き場のない恨み言に窒息しそうになっていたことも確かにあったのに、
思い出す今は色で言えば柔らかなベージュだ。
一生会えなくても幸せでいてほしい。
何があっても生きていてほしい。

言霊というのは確かにあるだろう。
人を謗る言葉は負の力が強く、口にした本人にも跳ね返って来そうだ。
おまけに真っ直ぐに届くわけではなく、
対象を侵食するかのようなじわじわとした効き目のような。

その対極が祈りの言葉だと思う。誰が誰に対して祈ろうと同じ。
もし見えるなら、その口からは透明で強くて綺麗な、
例えるならダイアモンドみたいな物質が、ポロポロと零れているに違いない。

昨夜車に乗りながら、古ーいテープを聴いていた。
タイトルも失念するほど昔に録音したもので、
かかっていたのはUAだった。愛について歌っていた。
信号待ちのとき、暗闇に浮かぶライトやブレーキランプを
ぼんやりと眺めながら思った。

祈るということ。愛情を形にするにはどうすれば良いか。
届けても届けても全然足りないと思えるのは形がないからで、
ならば形を作りましょう。
そうだな、それはきっと透明でキラキラと光っていて何にも負けないくらい硬い。
ダイアモンドに似ている。

まあ、祈るたびに零れるダイアモンドをマグカップに受け止めて、
「これが祈りの結晶ですよ」と差し出したところで、
口から出たものなんているか馬鹿!と言われるのがオチなんですけどね。
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2005年10月23日

センチメンタル

秋はどうして感傷的になりがちなんですかね。
過去を思い出して云々ということがあまりない私ですら、
この季節は心が慌しくなるのを感じる。
また何の因果か、これまでお付き合いしてきた方々とダメになったのが
ことごとくこの季節ときた。特に11月の上旬がまずい。
振った振られた関係なく、いつのときもこの時期だった。

ああ、あの人元気かなあ。全然会ってないけどどうしてるだろう。
ふと思い出したら最後。
「そういえばあのときはあそこでご飯食べたな」
「あのシャツ可愛かったな」
記憶の奥底に寝そべって潰れていたような思い出が、
そんな言葉をきっかけにズルズルと引っ張り出されてしまう。
嫌だ嫌だ過去過去!と頭をぶんぶん振りながら見上げると、
そこにはあのときと同じような秋の空が、
呑気に鱗を引っ付けて広がっていたりするんです。

きっかけは次長課長だった。
あのコンビの男前の方が、昔仲良くしていた人にそっくりなことに気づいた。
顔だけでなく、天然気味のところや人見知りらしいところも似ている。
そうなるともういけない。
しかも最近毎日見る。番組をまたいで2時間くらい続けて出ていたりする。
いくらなんでも出過ぎだろうと思いつつも選んでいるのも自分で、
見ながら知らずに「かっこいー」とか言っちゃってるのが痛すぎる。
だいぶ昔のことなのにこれかよ!と呆れるが、
別に未練が残っているというわけでもないのも事実だ。

切ないけど懐かしい。懐かしくて可愛い。
悩んでいた当時の自分も、終わり間近には腹の立つ存在でしかなかった彼も。
してしまったことに対する後悔や、されたことへの苛立ち、
そんなものまで思い出されるのが余計だが、
なければないで思い出は味気なく、記憶以上のものにはならなかっただろう。
どちらかというと悲しい気持ちが先に立つ関係だったが、
それでも会えてよかったと思えるほどに気持ちは熟成された。

今どうしてるのかなあ。私よりも7歳ほど年下だった彼。
あの頃よりはちょっとは大人になっただろうか。
ニックネームで呼ばれることが多かった私を
下の名前に「さん」付けで呼んでくれた初めての人だった。
posted by 6 at 11:36| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

壊れた

金曜の夜、PCから「○○をインストールしてから電源を切る」と宣言された。
されたからには嫌だとも言えず、そうですかと思いつつ電源を落とした。
一旦席を離れ、再び戻ってスイッチを入れたらなんですか。
ネットもメールも繋がりやしない。画面が真っ白。
何か変なことしたかなと、もう一度電源を落として入れ直す。
またも真っ白。ウィーンとすら言わず、すっかり無口になってるPC。
変なことも何も、何回か左クリックしただけなので、
無口の原因は電源を切る前に行ったインストールとしか思えない。

「あのさー、パソコンが壊れちゃってさー、ネットに繋がらないんだけど」
遊んでいる最中に電話でいきなりそんなことを言われても、
弟としてもさぞ困ったことだろう。
弟「なんで?何かしたの?」
私「何かインストールするって出ててー、
  終わったあとに電源入れ直したらダメだった」
弟「インストールって何したの?」
私「それがわかりません」
弟「わかんないんだったら俺にもわかんねえなあ」
私「わかんないのにインストールしたからかね」
弟「してから言うなよ」
プロバイダーに電話して聞いてみーと、呑気な答えを頂いて電話を終えた。

前の会社で私はPC相手にある設計の仕事をしていた。
専門職ではなかったので事務仕事もしていたが、
終日PCに向かいっぱなしのこともよくあった。
コンピュータのことを専門的に勉強したわけでも、
設計の専門学校に通っていたわけでもない。
入社して配属された先で叩き込まれた。
呪わしいほど嫌いだった数学から離れ、
国語だけを勉強して生きてきたというのに、
社会人になってまで、まさか「サイン・コサイン・タンジェント」等という
恐ろしい言葉を職場で耳にすることになろうとは夢にも思わなかった。
冗談でなく泣きそうになった。周りは全て理系の賢い人ばかりだった。

「私は!事務職だと思って!入社したのに!」
と上司相手に何度も言ったが、まあ言ったところで通るはずもなかった。
親切な先輩方にみっちり教えていただいたおかげで、
会社を辞める頃には「もったいない」と言ってくれる人がいるくらいにはなった。
特にキーボードを叩くのが速かったらしく、
私が図面片手に打ち込んでいるのを横で見ていた人が、
「速ぇ〜」となぜか大笑いしていたのを覚えている。

しかしPCをわかっているわけではなかった。
打ち込めば図面は出るが、その仕組みはいつまで経ってもわからなかった。
元々興味があるわけではないので新しいことを覚えるのも面倒だった。
手元に仕事を残さないことを心に決めていたので仕事は速かったが、
早く帰りたい一心でスピードが加速していただけのことだった。

どちらかというと図面のコピーの方が好きで得意だった。
A1やA2の大きいサイズで枚数も数十枚と多いので、
たかがコピーといえども人によって性格と差が出る。
失敗すると薄い図面は機械に挟まって破れるし、
用紙で手を切って流血することもある。
あれはあれで結構サバイバルな世界なのだ。

そんな風な日々の鍛錬の結果、
最終的に私は指先で触れた紙の厚みで枚数がわかるまでになった。
自分で言うのもなんだがこれは図面を出すことよりも凄いと思った。
だって第三の眼が指先に宿ったわけですよ。
触って「これは20枚だな」と思うとその通りだったりするわけですよ。すごくない?
そう興奮しながら言ったところで、誰にも感心してもらえなかった。
不思議だ。なぜなんだ。思い出すと未だに謎だ。

そんな過去にまで思いを馳せつつ、プロバイダーに電話した。
懇切丁寧に教えてもらいながら、結局は右クリック一発で直った。
posted by 6 at 12:09| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

雨降り

体調のせいか天気のせいか、何となく気が滅入っている。

昔、今よりももっともっと自己顕示欲が強くて自信過剰だった頃、
そしてその割に気が小さく神経質で、自分の粗を探すのが趣味だった頃。
そんなときばかり無限に広がる心の中で、あることないこと、
ちょっとはあり得るかもしれんがまず現実的ではないことを気に病んでは、
「ああ…」とか言って、穴倉の中で暗い暗い溜息をつくのが好きだった。
いや別に好きではなかったような気もするが、
立ち直って明るい方へ行こうとする気持ちを押しのけるあの負のパワーは、
常にタンク一杯に溜まっていたように思う。
あんなものを溜め込むのはよほどの好きもの以外にない。
思い悩むのが趣味だった。

今現在はあの場所とは対極にいるが、それは多分、
人生の負の時間のほとんどをあの頃に経験したからではなかろうかと思える。
つけられた傷をいつまでも治せなかったあの頃から考えると、
よく言う「寝たら忘れている」状態の今は天国に近い。
おまけに年を重ねるごとに日を追うごとに、忘れるまでの時間は加速している。
自分にとってはシンプルで心地よく、暮らしやすいことこの上ないが、
古来より人はこれを痴呆と呼ぶのではないのかと、今書きながらふと思った。
痴呆まで行かずとも、いつもなんとなくボーッとしているのは事実だが。
頭が軽いのは良いことだ。

だから今のこの状態が久し振りで、何となく新鮮な気すらする。
この暗い気分は一体どこから。

雨が嫌いだというよりも空が暗いのが嫌なのだ。
島などではしょっちゅうスコールみたいな通り雨が降るが、
あれなどは本当に爽快で、歩きながらかぶってしまっても、
笑って済ませられるところが良い。空が明るいから。
ところが今日の埼玉の天気はどうですかこれ。
秋雨前線とかもう、本当にちょっと。

そんな沈鬱な気分の中、延び延びになっていたガンダム最終巻を見終わった。
これまでお亡くなりになったキャラクターで印象深いのはマ・クベだった。
ご多聞に洩れず「壷壷壷壷うるさい男だな!」と思っていたわけだが、
最期も最期、末期のセリフまでそれで締めていたのにはやられた。
さすがマ・クベ…。期待を裏切らない男。ちょっと好きになった。
そしてそれに勝るとも劣らない最期を遂げたのは、
その壷を託された(かどうかはわからねど)キシリアだ。
だって首チョンパですよ。びっくりしたよ。コマ送りで見ちゃったよ。
スパーンッ!ポーンッ!て。
「ええっ!?」とか言いながら巻き戻してしまいました。


早く雨が止みますように。
posted by 6 at 18:22| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

お土産と髪と怖い話

のんきにFUJI ROCKを満喫してきた弟からお土産を貰った。
ここで有名人の皆さんがしている白いバンド。
弟に貰うまで知らなかったが、こういうキャンペーンをしているらしい。
「何これ。タダ?」
「ばっ(バカ)、ちげーよ、買ったんだよ」
我が家の玄関で繰り広げられたまことに下品な姉弟の会話。

心に留めていると、TVなどでしている人を見ることがあるらしい。
ほー。そうか。
どちらかというと「ほっとけない」と言われる側の
財政事情のような気がする私ではあるが、
ここはひとつ乗ってみようかねと思った。せっかく貰ったんだし。
てなわけで、レジを打ち、商品を渡す度に揺れる右手のホワイトバンド。
ぶかぶかだ。

髪が伸び放題だ。忙しくて切りに行く暇が全くない。
染めていないのでプリンのようになることはないが、
ショートなので襟足が見苦しく伸びていて気持ちが悪い。
もともと長さがあると出てくるタイプのクセ毛なので、
あらぬ方向に自己主張をしている毛先の腹立たしさよ。
仕方ないので久し振りにヘアピンを出してきた。
うるさい毛先をピンでチャッチャと留めて、
ようやく首筋の熱帯雨林から解放された。
上げただけで体感温度が2度は下がる。

以前髪が長かったときはいろいろアレンジしていたなと、
ピンを触りながら思い出した。
器用な方ではないので、無造作を装いながら、
実は本当に雑だという仕上がりだったが、
会社に行っていた頃は先輩から「明日は○○にして来て」などと
無茶なリクエストをされたりもしていた。懐かしい。
今はショートなので本当に楽だ。短髪大好き。

夏真っ盛りだよほんとにもう。
YahooのTOPページを見ていたら、稲川淳二のコンテンツがあった。
怖い話かー。
以前住んでいた家には何かが住み着いていたようで、
不思議なことがたくさんあった。
姿は見えないんだけど、声とか足音はしばしば聞いた。
2階の部屋にいる自分以外誰もいない家で、
1階の廊下や階段を歩き、昇る足音。
深夜寝ていると不意に目が覚め、
「あー、誰かいるなあ」と足元に感じる気配。
耳元で鳴らされた鈴の音や仔猫の鳴き声(当時は家に猫はいなかった)。

引っ越す直前に知ったのだけれど、
そこは大きな病院の跡地に作られた住宅地だったそうだ。
どうりで一角に妙な空き地があると思ったんだ。
ぽっかりと空き、唐突な感じで花壇が作られている場所があったのだ。
その上には何も建てられなかったのだろう。
(ちなみに私の家は位置的には外科があった場所らしい)
そういうところに12年住んでいたせいなのか、
何が怖い話なのかよくわからなくなっており、
何を見聞きしても動じなくなってしまって可愛げないことこの上ない。

そんなわけで今日も暑い一日になりそうです。
posted by 6 at 11:57| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月04日

茹で上がる

湯気が立ちそうな日々なわけです。アホか。
いくら夏が好きだっつったって限度があるよ。

ここは沖縄よりも暑い。
以前島で知らないおっちゃんにどこから来たのか訊かれたので答えたら、
「あー、避暑に来たのか」と笑いながら、でも半分本気で言われたことがある。

あまりのことに毎日アイスばかり食べている。
友人に腹壊すぞと忠告されてもやめられん。
ガリガリ君のゆず味って美味しいですね。
父親が自慢げに「お土産!」とか言いながら持って帰ってきたのだけど、
聞けば直売で20円で買ったそうだ。威張るなと言いたい。

13時過ぎににゃにゃこの往診で先生が来た。
相変わらず点滴を嫌がって怒るにゃにゃこだけど、
点滴後の様子などを見て「だいぶ元気になってきたね」と言ってもらえた。

先週の土曜日、血液検査のために久しぶりに病院に行った。
とりあえず知りたい項目があるのでそれだけでもということで、
にゃにゃこをなだめすかしつつ。
点滴の前に採血をし、点滴中に結果は出るとのことだったので、
にゃにゃこを撫でながら待った長い長い3分間。
結果を聞いて驚いた。
数値が、前の病院で行った最後の検査の約半分にまで下がっていた(低いほど良し)。
もちろんまだまだ高いことには変わりないけれど、
その高い数値のために前の病院では匙を投げられたのだ。「もう厳しい」と。
診察室で大喜びしてしまい、先生に「いや、まだ高いよ」と窘められた。
わかってます。でも嬉しかったんだよ。
まさかこんな(嬉しい)ことになるとは夢にも思っていなかった。
あそこから復活するとは、猫ってなんてすごいんだろう。
神様ありがとう。

まだまだ気は抜けないけれど、今は食欲もあり、ご飯の催促もある。
人間のご飯時にはちゃっかりテーブルの席につき、
素知らぬ顔でおかずを狙っていたりする。
今朝は今朝で、起きたら食べようと思っていたバターロールの袋が食い破られていた。
そばに転がる半分になったバターロール。にゃにゃこめ……
にーすけは人間の食べ物には一切興味を示さないので油断していた。

心配かけてしまってごめんなさい。
にーすけとじゃれ合いながら、
にゃにゃこはちょっとずつ元気になっています。こんな距離感で。

DSC00309.JPG

治りはしない病気だけど、
少しでも穏やかに楽しい毎日を過ごさせてやりたいと思う。

あああ、それにしてもあちいよ!こんな顔になっちゃうよ!

DSC00310.JPG DSC00311.JPG DSC00312.JPG なにこの気の抜けた顔……


posted by 6 at 14:42| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

2円

なんでこんなに貧乏なんだ。
今現在、財布の中には2円しかない。
2円って。公園に住んでいる方々より絶対貧乏。これ確実。

昨日は母の送り迎えやにゃにゃこの転院先を探したりなんだりで忙しく、
財布の中身まで気にかける余裕がなかった。
コンビニで振込をしたときにたまたま会社帰りの父に会い、
父が買おうとしていたスポーツ新聞の代金を払ったら、残金300円弱。
後で足しておかなきゃと思いつつも夜は夜で忙しく、すっかり忘れていた。

今朝コンビニに寄って気づいた。
ガーン!100円玉が3枚ぽっちしかないよ。
あまりの貧乏さにちょっと笑いそうになりながら、
ぶどうパンとエビアンを買った。
パンのデカさがありがたい。半分食べたら腹一杯。
エビアンをチビチビ飲みながら、昼は残りの80円ちょっとでヨーグルトを購入。
そんなわけで今、財布には1円玉が2枚。
軽い、軽いよ。

電車で会社に行っていた頃もいつもこんな感じだった。
油断すると200円しかなかったりして、でもどうとも思わなかった。
会社には常にコーヒー紅茶お茶やお菓子があったし、
通勤はもちろん定期券使用だから問題ない。
とりあえず100円くらいあればしのげてしまうわけで、なんてことはなかった。
でもそれを知った先輩やら同期やらは「不安にならない?」と必ず言った。
不思議だ。大金を持ち歩く方が余程不安だよ。
1万円札を持つと無敵になる自分としては。

午前中、にゃにゃこが入院していた病院に、入院費の支払いの件で電話した。
何度か問い合わせていたものの、
まだ明細ができていないと延び延びになっていたのだ。
いろいろ合わせて10万円弱。
金額的には思ったより安く感じたが、
それ以外、にゃにゃこへのダメージを考えたら自分が恨めしい。
あのときはあれしかなかった。でもそれでは済まないこともある。
人間はどうして猫の言葉が話せないんだろう。

昨日診てもらった獣医さん(家から凄く近い)の話によると、
にゃにゃこは8歳くらいだそうだ。
ポツポツと出ている白髪と歯の具合から判断していたようだった。
自分で皮下点滴したい旨を伝えたら、
静脈ならできるけど皮下は…と難しそうな顔をした。
前の病院と同じかとがっかりしたが、
「仕方ないから」と冗談交じりに言いながら、往診してくれることになった。
本当はやはり自分でしたい。絶対にその方がにゃにゃこのストレスにならない。
でも病院に行くことを考えたら、まだ家での方がマシだろう。
お礼を言うと「可愛がってるからね」と言われた。
そのときは意味がわからなかったが、私がにゃにゃこをということなのか?
そんなん当たり前だ。
猫は可愛がられて愛されるために生まれて来るんじゃないか。
犬派だった私が言うんだ、間違いない。

今日は本当は休診日。先生は実家のお母さんをサーカスに連れて行くらしい。
帰ってくるのが20時頃になるけど、往診には伺いますと言ってくれた。
頭を下げる私に、うちにも同じような猫がいるんでと、事も無げに言った。

内弁慶のにーすけには、慣れるまで辛い思いをさせてしまうと思う。
ごめんね。本当にごめん。完璧な方法ってないんだろうか。難しいよ。
posted by 6 at 16:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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