2005年10月05日

外国のチョコレートはなぜ大きいのか

と、『チャーリーとチョコレート工場』を観ながら思った。
WH共にデカい。何か平べったいし。
味はどうなんだろう。デカくてただただ甘いだけってのもありがちだ。
しかしウォンカさんのは一味違うに決まってる。
だって名前が“めちゃうまチョコ”ときた。
スクリーンに「めちゃうま」と載ったとき、
館内にはさざ波のような笑い声が起きた。「プッ」の連鎖。

急に自由に使える時間が増えたので戸惑った挙句、
何となく映画館に行くようになった。
たまたま観たいと思える映画があったからなんだけど、
普段はビデオやらDVDやらを家で観る人間としては、
家では決して味わえないあの音のスケールのデカさに驚愕だ。
観るというか聴きに行っているような気すらする。

小学生の頃、社会科見学で森永の工場に行ったことがある。
バスから降りた途端に甘い、甘ーい匂い。
チョコレートやクッキーやココア。子供にとっては天上の香りだった。
スライドを見ながら、配られたクッキーを食べ、ココアか何かを飲んだ。
授業中なのにお菓子なんか食べちゃって!と
(まあそれも授業の一環ではあるのだけど)、
何となく背徳的な気分になりながら友達と目配せしつつ食べた。

上映中にチョコレートの香りを流している映画館があるそうだけど、
それをせずとも鼻先にふんわりと香ってくるような。
一瞬で小学生の嗅覚に戻って何度でも味わえるような。
大人が本気で作るおとぎ話は素晴らしい。

チャーリーは健気で可愛らしく、
住んでいる壊れかけた家こそが失敗した砂糖菓子のようで、
降る雪は舐めたらきっと甘いだろうと思わせる。
チャーリーと同じく選ばれた4人の子供らとその親も、
それなりに可愛くて、そして非常に小憎たらしい。
肝心のウォンカさんはどうだろう。
あれはジョニー・デップ以外の誰にもできない役だろう。
だって、映画の中にはウィリー・ウォンカしかいなかった。

とてもとても大切に、繊細な指先で、丁寧に丁寧に作られた映画だった。
古くから皆に愛されている物語。
その世界観を決して壊さず、それぞれが敬意を持って、
自分なりに表現し切った愛情に溢れたおとぎ話。
観ている間中、よくわからないニヤニヤが止まらなかった。

あの船でチョコレートの川下りをしたいなあ。

音楽もよかった!
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posted by 6 at 01:40| 埼玉 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | みる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月30日

憧れのニュータイプ

相変わらずチビチビとガンダムを見続けている。
にゃにゃこが体調を崩したり、
張り切って見ていたはずがいつのまにか昼寝していたりと、
予想できないアクシデントが立て続けに起こるのでなかなか進まない。
それでも今日でようやく10巻めだ。
アムロがニュータイプの兆しを見せ始めたところ。

それにしても大人になってから見るとおもしろすぎる。
理解力だとか視点の違いだとかもあるけど、
子供の自分が勝手にこうだと思い込んでいた箇所の何と多いことよ。
とはいえ本放送の頃はかじりつくように見ていたわけではなく、
夢中になっている弟の脇で何となく、といった感じだったので仕方ないけど。

最も驚いたのがブライトのヒステリックぶりだ。なんだあれは。
子供の脳みそでは「頼れるキャプテン」に見えていたというのに。
もう年中怒ってる。いっつも機嫌が悪い。プリプリプリプリ。
近寄れない。多分ケガする。あんなやつには近寄っちゃいけない。
心底他の乗員の気苦労が偲ばれる。お疲れさまです。

反対に、アムロは単なる文句垂れのヘタレかと思っていたがそうでもなかった。
16歳にしてはかなり幼い感じがするものの、
通して見ていると一足飛びに成長して行くのがよくわかる。
伊達にいろんな人にひっぱたかれまくってはいない。
特に父親との悲しい再会はくるものがあった。あれは辛いなあ。

そう、みんな若いんだよなあ、ホワイトベースに乗っている人らは。
ブライトやミライ、セイラさんやカイやハヤトやフラウ・ボゥ(フラウはフルネームで)、
みんな実は10代半ばから後半なんだよなあ。
まるで甲子園に出場している球児のみなさんが、
なぜかいつまで経っても自分より年上だと錯覚してしまうような、
なんかそんな感じがしないでもないような全然違うような。

てことは、かのキャスバル兄さんも3倍速い割に19歳とかそんなもんか。
とっとと死んじゃった友人のガルマと比べると、
やけに落ち着いているというか老けているというか。
してきた苦労の差だろうか。ガルマのやつときたらザビだしな。
ララァの登場がいきなりすぎて面食らったけど、
この男ならそんなこともあるだろうと納得させてしまう力量はさすがだ。
そのあり余る力で、さっきはぬかるみに車輪を取られたアムロの車を
直々にロープで牽引していた。自分でくくりつけてんだもんな、車と車を。
ちょっと笑った。さすが兄貴だ。何て親切なんだ。

いんちきバサーもそうだったが、男子は大概ガンダムが好きみたいだ。
今まではあまりよくわからなかったが、今回見直してみて初めて理解した。
ガンダムは深いな。大人が見て感動するアニメだ。
単純にガンダムもかっこいい。「おお!」と感嘆の声を上げてしまうことすらある。
書きながらふと「もしかしたら私は今かなり痛いんじゃないか」と思ったが、
ほんの少しガンオタのみなさんの気持ちがわかるようになったのは確かだ。

1stのDVD-BOXが出たら物凄いことになるだろうなあ。
ガンダムシリーズは他のアニメとは購買層が異なり、
どんなに高いBOXでも必ず売れる。それもかなりの数が。みんな熱心だ。
裏事情はわからないが、いつかその祭りが来たらと思うとちょっとワクワクする。
posted by 6 at 23:24| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | みる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月14日

カラフル

『バーバー吉野』はカラフルな映画だった。
寝転がって何も考えずにボーッと観ていたのだけど、
田舎の光景にパッキリとした色が効果的に使われていて、
そのたびに目が覚めるようだった。
花や洋服。髪の色。
閉鎖的な田舎の風習に縛られる人らを哂う、
黒い傘を持ってショッキングピンクの服を着た、
エキセントリックな兄ちゃんに惚れた。
何かオペラみたいなの歌ってたし。

世界で一番好きな映画、『ナビィの恋』もカラフルだなあ。
画面からこぼれおちそうなブーゲンビリアもさることながら、
登場人物も、全編を通して流れ続ける音楽も、
それぞれがキラッキラしている。夏の陽射しみたいに眩しい。
歌って笑うことで悲しみを乗り越える。
悲しみに対しては無言で、歌声はフルボリュームで。
その姿勢が潔くてかっこよくて、
何度観てもエンドロールあたりでは滂沱の涙だ。

ちなみにこの映画のサントラも絶品で、
沖縄だけでなくアイリッシュやらオペラやら、
世界中の音がまるで違和感なく混ざり合っていて素敵すぎる。
マイケル・ナイマン(ピアノレッスンの人ですね)と嘉手刈林昌の融合ですよ。
どんだけ豪華なんだよ。まことにありがとうございます。
そういった意味でもほんとカラフル。

もう1本大好きなカラフル映画があるんだけど、
それについては改めて見直してから書くことにしようかな。
勢いづいて書こうと検索してたら、また観たくなってしまった。単純。
ちなみにジョニー・デップ主演の『妹の恋人』。
小さいけれど、暖かい春のような映画だと思う。

いつかのブーゲンビリア@竹富

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posted by 6 at 04:50| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | みる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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