2005年08月05日

お土産と髪と怖い話

のんきにFUJI ROCKを満喫してきた弟からお土産を貰った。
ここで有名人の皆さんがしている白いバンド。
弟に貰うまで知らなかったが、こういうキャンペーンをしているらしい。
「何これ。タダ?」
「ばっ(バカ)、ちげーよ、買ったんだよ」
我が家の玄関で繰り広げられたまことに下品な姉弟の会話。

心に留めていると、TVなどでしている人を見ることがあるらしい。
ほー。そうか。
どちらかというと「ほっとけない」と言われる側の
財政事情のような気がする私ではあるが、
ここはひとつ乗ってみようかねと思った。せっかく貰ったんだし。
てなわけで、レジを打ち、商品を渡す度に揺れる右手のホワイトバンド。
ぶかぶかだ。

髪が伸び放題だ。忙しくて切りに行く暇が全くない。
染めていないのでプリンのようになることはないが、
ショートなので襟足が見苦しく伸びていて気持ちが悪い。
もともと長さがあると出てくるタイプのクセ毛なので、
あらぬ方向に自己主張をしている毛先の腹立たしさよ。
仕方ないので久し振りにヘアピンを出してきた。
うるさい毛先をピンでチャッチャと留めて、
ようやく首筋の熱帯雨林から解放された。
上げただけで体感温度が2度は下がる。

以前髪が長かったときはいろいろアレンジしていたなと、
ピンを触りながら思い出した。
器用な方ではないので、無造作を装いながら、
実は本当に雑だという仕上がりだったが、
会社に行っていた頃は先輩から「明日は○○にして来て」などと
無茶なリクエストをされたりもしていた。懐かしい。
今はショートなので本当に楽だ。短髪大好き。

夏真っ盛りだよほんとにもう。
YahooのTOPページを見ていたら、稲川淳二のコンテンツがあった。
怖い話かー。
以前住んでいた家には何かが住み着いていたようで、
不思議なことがたくさんあった。
姿は見えないんだけど、声とか足音はしばしば聞いた。
2階の部屋にいる自分以外誰もいない家で、
1階の廊下や階段を歩き、昇る足音。
深夜寝ていると不意に目が覚め、
「あー、誰かいるなあ」と足元に感じる気配。
耳元で鳴らされた鈴の音や仔猫の鳴き声(当時は家に猫はいなかった)。

引っ越す直前に知ったのだけれど、
そこは大きな病院の跡地に作られた住宅地だったそうだ。
どうりで一角に妙な空き地があると思ったんだ。
ぽっかりと空き、唐突な感じで花壇が作られている場所があったのだ。
その上には何も建てられなかったのだろう。
(ちなみに私の家は位置的には外科があった場所らしい)
そういうところに12年住んでいたせいなのか、
何が怖い話なのかよくわからなくなっており、
何を見聞きしても動じなくなってしまって可愛げないことこの上ない。

そんなわけで今日も暑い一日になりそうです。
posted by 6 at 11:57| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月04日

茹で上がる

湯気が立ちそうな日々なわけです。アホか。
いくら夏が好きだっつったって限度があるよ。

ここは沖縄よりも暑い。
以前島で知らないおっちゃんにどこから来たのか訊かれたので答えたら、
「あー、避暑に来たのか」と笑いながら、でも半分本気で言われたことがある。

あまりのことに毎日アイスばかり食べている。
友人に腹壊すぞと忠告されてもやめられん。
ガリガリ君のゆず味って美味しいですね。
父親が自慢げに「お土産!」とか言いながら持って帰ってきたのだけど、
聞けば直売で20円で買ったそうだ。威張るなと言いたい。

13時過ぎににゃにゃこの往診で先生が来た。
相変わらず点滴を嫌がって怒るにゃにゃこだけど、
点滴後の様子などを見て「だいぶ元気になってきたね」と言ってもらえた。

先週の土曜日、血液検査のために久しぶりに病院に行った。
とりあえず知りたい項目があるのでそれだけでもということで、
にゃにゃこをなだめすかしつつ。
点滴の前に採血をし、点滴中に結果は出るとのことだったので、
にゃにゃこを撫でながら待った長い長い3分間。
結果を聞いて驚いた。
数値が、前の病院で行った最後の検査の約半分にまで下がっていた(低いほど良し)。
もちろんまだまだ高いことには変わりないけれど、
その高い数値のために前の病院では匙を投げられたのだ。「もう厳しい」と。
診察室で大喜びしてしまい、先生に「いや、まだ高いよ」と窘められた。
わかってます。でも嬉しかったんだよ。
まさかこんな(嬉しい)ことになるとは夢にも思っていなかった。
あそこから復活するとは、猫ってなんてすごいんだろう。
神様ありがとう。

まだまだ気は抜けないけれど、今は食欲もあり、ご飯の催促もある。
人間のご飯時にはちゃっかりテーブルの席につき、
素知らぬ顔でおかずを狙っていたりする。
今朝は今朝で、起きたら食べようと思っていたバターロールの袋が食い破られていた。
そばに転がる半分になったバターロール。にゃにゃこめ……
にーすけは人間の食べ物には一切興味を示さないので油断していた。

心配かけてしまってごめんなさい。
にーすけとじゃれ合いながら、
にゃにゃこはちょっとずつ元気になっています。こんな距離感で。

DSC00309.JPG

治りはしない病気だけど、
少しでも穏やかに楽しい毎日を過ごさせてやりたいと思う。

あああ、それにしてもあちいよ!こんな顔になっちゃうよ!

DSC00310.JPG DSC00311.JPG DSC00312.JPG なにこの気の抜けた顔……


posted by 6 at 14:42| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月29日

カメ夫来訪

弟夫妻が毎年恒例のFUJI ROCKに出かけるため、カメ夫の世話を頼みに来た。
カメ夫はカメである。多分ミドリガメかなんかだろう。
先日の七夕祭りで釣ったらしい。よりによってなぜカメ。
ちなみにカメ夫というのは私が勝手につけた名前です。

にーすけが大興奮。もうカメ夫に夢中。
DSC00306.JPG

カメ夫がいるよ
DSC00304a.jpg DSC00307a.jpg

飽きずに何時間も眺めている。たまにちょっかい出したりしつつ。
和む。

ちょっかい出した後はにゃにゃこと2人でごろ寝。
仲がいいんだか悪いんだか。
DSC00289.JPG

*FLASHなしなので画像が暗くてごめんなさい。
posted by 6 at 21:20| 埼玉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

2円

なんでこんなに貧乏なんだ。
今現在、財布の中には2円しかない。
2円って。公園に住んでいる方々より絶対貧乏。これ確実。

昨日は母の送り迎えやにゃにゃこの転院先を探したりなんだりで忙しく、
財布の中身まで気にかける余裕がなかった。
コンビニで振込をしたときにたまたま会社帰りの父に会い、
父が買おうとしていたスポーツ新聞の代金を払ったら、残金300円弱。
後で足しておかなきゃと思いつつも夜は夜で忙しく、すっかり忘れていた。

今朝コンビニに寄って気づいた。
ガーン!100円玉が3枚ぽっちしかないよ。
あまりの貧乏さにちょっと笑いそうになりながら、
ぶどうパンとエビアンを買った。
パンのデカさがありがたい。半分食べたら腹一杯。
エビアンをチビチビ飲みながら、昼は残りの80円ちょっとでヨーグルトを購入。
そんなわけで今、財布には1円玉が2枚。
軽い、軽いよ。

電車で会社に行っていた頃もいつもこんな感じだった。
油断すると200円しかなかったりして、でもどうとも思わなかった。
会社には常にコーヒー紅茶お茶やお菓子があったし、
通勤はもちろん定期券使用だから問題ない。
とりあえず100円くらいあればしのげてしまうわけで、なんてことはなかった。
でもそれを知った先輩やら同期やらは「不安にならない?」と必ず言った。
不思議だ。大金を持ち歩く方が余程不安だよ。
1万円札を持つと無敵になる自分としては。

午前中、にゃにゃこが入院していた病院に、入院費の支払いの件で電話した。
何度か問い合わせていたものの、
まだ明細ができていないと延び延びになっていたのだ。
いろいろ合わせて10万円弱。
金額的には思ったより安く感じたが、
それ以外、にゃにゃこへのダメージを考えたら自分が恨めしい。
あのときはあれしかなかった。でもそれでは済まないこともある。
人間はどうして猫の言葉が話せないんだろう。

昨日診てもらった獣医さん(家から凄く近い)の話によると、
にゃにゃこは8歳くらいだそうだ。
ポツポツと出ている白髪と歯の具合から判断していたようだった。
自分で皮下点滴したい旨を伝えたら、
静脈ならできるけど皮下は…と難しそうな顔をした。
前の病院と同じかとがっかりしたが、
「仕方ないから」と冗談交じりに言いながら、往診してくれることになった。
本当はやはり自分でしたい。絶対にその方がにゃにゃこのストレスにならない。
でも病院に行くことを考えたら、まだ家での方がマシだろう。
お礼を言うと「可愛がってるからね」と言われた。
そのときは意味がわからなかったが、私がにゃにゃこをということなのか?
そんなん当たり前だ。
猫は可愛がられて愛されるために生まれて来るんじゃないか。
犬派だった私が言うんだ、間違いない。

今日は本当は休診日。先生は実家のお母さんをサーカスに連れて行くらしい。
帰ってくるのが20時頃になるけど、往診には伺いますと言ってくれた。
頭を下げる私に、うちにも同じような猫がいるんでと、事も無げに言った。

内弁慶のにーすけには、慣れるまで辛い思いをさせてしまうと思う。
ごめんね。本当にごめん。完璧な方法ってないんだろうか。難しいよ。
posted by 6 at 16:33| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

現実とは無関係です

物事の見方や視点、好みは人それぞれだ。
天真爛漫、複雑、神経質、馬鹿。いろいろあるだろう。

想像のような小難しい話を繰り返して、経験していないのにわかった気になったり、
したくなかったのにぶち当たって、途方に暮れたけど知恵だけはついたりと、
浅はかさと行き当たりばったりの連続で生活というのは構成されている。

例えば映画を観て悲しく割り切れない気分になるのは、
私にとっては時間の無駄で最もくだらないことだ。
計算し尽くされた何かや不条理、映画になるようなものは確かにあるだろう。
でも嫌いだ。理屈ではなくて。
笑いの存在しない世界には生きられない。

癖のようなものだろうと思う。
朝起きるたびに「昨日は夢じゃなかったのか」と思うような日々でも、
目を凝らして笑いの種を見つける。それだけに心を砕く。
悲壮な顔をして笑っているのは本末転倒だろうと思いながら、
真っ暗だからこそわかる光みたいなものを必死に探すのだ。
何も考えていない振りをして。

サンボマスターは言った。
「悲しみで花が咲くものか」
あまりに端的に私の信条が叫ばれていて焦った。

そうなんだよ。それなんだよ。
わかっているから、悲しみを知っているから、そこでないところに花を咲かせる。
咲かせたいと思うのよ。

暗い気持ちになっている暇などない。
そんな暇があったらご飯食べて風呂入って寝る。


<今日のにー・にゃにゃ>

送られて来た諸々の魚をチェックするにゃにゃこ
DSC00277.JPG DSC00282.JPG

お前はふざけているのか
DSC00272.JPG

posted by 6 at 06:53| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月23日

にゃにゃこ捕まえたー!

9時頃、無事捕獲しました。
焦ったじゃないかー!

即病院へ連れて行き、虫取り網で捕獲したと言ったら、
先生・看護婦さんともに大笑い。必死だったんだよ……
アパート(の駐車場の車の下にいた)の人には不審な顔されるしさ……
朝っぱらから頭ボサボサで風呂にも入っていない小汚い女が、
虫取り網片手にうろついてたら通報されても文句は言えなかったかもしれん。
しかしよかった。

にゃにゃこは変わらず。
何事もなかったかのように甘えまくりでこっちが困惑だ。

お騒がせしました。
メールで心配してくれた友人もどうもありがとう。
とりあえずのご報告でした。
posted by 6 at 11:12| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月22日

にゃにゃこがいた

母親からの実況によると、今現在家の前の駐車場にいるらしい。
最初に電話がかかってきたのが今から1時間半前の16時50分。
ひょっこりと現れて、母親が水を持って行くとゴクゴク飲んだそうだ。
「なんか凄い剣幕で鳴いてたよ!ウニャ!ウニャ!ウニャ!って」

よくよく聞くと、私が万一のことを考えて役所関係に電話していたときに、
母は母で近所をまたたび片手に捜索していたらしい。
で、2箇所でにゃにゃこに会った。
最初は家から100mも離れていないタバコ屋さんの角の、
水が流れておらず、蓋の開いていた下水口からピョコンと顔だけ出していた。
「にゃーにゃーこー」と声をかけたら頭を引っ込めてしまったらしい。
次は裏のアパート。ここも以前のにゃにゃこの散歩コースで、
勝手知ったるなんとやらなのだろう、段差を軽々と越え、
いかにも楽しそうに散歩していたらしい。
それから通りかかった近所のおじさんに猫を探していることを話したりしつつ、
一旦家に戻ると今度は駐車場にいたという。

ウニャウニャ言いつつも頭を撫でさせ、お腹を見せて撫でて撫でてとアピール。
捕まえられるだろ!と私ですら思うのだが、いかんせん駐車場の位置が高いのだ。
私ですら跨いで上がるのに一苦労で、それをした上で捕獲となると、
母には超超大仕事になってしまうだろう。
にゃにゃこも怖がるだろうし無理強いはできない。
「どうしよう!」と電話してきたので、
捕まえる捕まえないじゃなくて、とりあえず撫でてやってと頼んだ。

その後電話をかけ直して結果を聞いたら、
よせばいいのに母はあの塀をよじ登ったらしい。
にゃにゃこはびっくりして車の下に逃げ込んだようで、
でも遠くには逃げておらず、まだそこにいると。

何で今日に限って仕事なんだよーちーきーしょおおおおおお!

今のところはとりあえず無事な様子でほっとした。
しかしどうやって捕まえるか……
どなたかナイスアイディアがありましたら、是非教えてください。うおー
posted by 6 at 18:25| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にゃにゃこがいなくなった・1

(すみません、かなり暗いです。今回はどうぞ読み飛ばしてください)

今朝にゃにゃこが脱走した。

「にゃにゃこが外に出ちゃった!」と叫ぶ母の声に起こされた。
転がるように階段を降り慌てて外を見ると、
すぐそこ、手の届きそうな近くでにゃにゃこが草を食べている。
親の話によると、いつもほんの少し開けている大きな掃き出し窓の、
もうボロくなってしまって補修テープでしのいでいた網戸のわずかなたわみ、
そこから体を押し出すようにして出てしまったようだと。
冷静を装い「にゃにゃこー」と呑気な声を出し、こっちを見ていることを確認。
玄関に走りスニーカーを手に戻り、履いて窓から外に出た。
相変わらず草を食べている。病気のせいで胸焼けがするのだろう。

「落ち着け落ち着け」と口の中でモゴモゴ言いながら近づく。
でもこの距離と状態では捕まえられないこともわかり、
母に猫トイレ掃除用につかっているビニール手袋を持って来てもらった。
滑り止めのためだったが、病院にいくときにも使っていたものだったので、
警戒したのかさらに離れてしまった。
家の中に戻り、バスタオルをひっつかんで再び外へ。
家の隣は畑なのだが、そこは以前のにゃにゃこのテリトリーというか庭。
大きなとうもろこしの木(あれはもう木だ)の間に座り、私をじっと見ている。
私が近寄るたびに遠ざかる。
夏で生え放題になっている雑草も邪魔をして、逃走経路が凄く見づらいのだ。
にゃにゃこはそのまま小走りに逃げ、畑から家の敷地に戻り、
裏庭を通って隣家の方へと消えてしまった。

書いていても本当に悪夢を見ているようだ。長い夢だな。

今日はどうしても仕事を休めず、時間ギリギリまで粘って探したが、
そのときはそれっきり姿を見つけることができなかった。
しかし重苦しく出勤準備をしていたら、にーすけが畑の方を見て鳴いた。
「にゃにゃこいた?」と見に行くも、姿は見られずじまい。
いないよな…とがっかりしながら用意をしていたら、
にーすけがいた場所に今度は母が立ち、畑を見て「いた!」。
とうもろこしの木のさらに向こう側で、またも草を食べている。
「にゃにゃこー」と声をかけるとこっちを見るのだが、
そのまま(母いわく「悠々と」)歩いて行ってしまい、物陰に消えた。

2年近くをこの近辺で過ごしていたにゃにゃこは、
当然どこが快適で目に付かないのか等は知り尽くしているだろう。
多分日本一暑いこの場所で、日中に出歩くとは思えない。
夕方から朝方にかけてだ。重点的に探すのは。
どうせ最近はほとんど寝ていない。何も辛いことはない。

入院中、にゃにゃこの状態に改善は見られなかった。
それどころか退院直前には今までで最も悪い数値になってしまった。
毎日病院に通い、病室に人気がないのをいいことに、
1時間以上撫で、声をかけ、どうにかして食欲が出ないかと考え抜いた。
日に日に、多分数値云々よりもストレスでうつろになっていくにゃにゃこ。
回復することを信じて私のエゴでここに閉じ込めた。
でも多分、それはもう望めない。決めなきゃいけない。そのときが来たのだろう。

主治医が様子を見に来たときに言った。
「これ以上はもう無理なら、連れて帰りたい」
主治医は頷いて、退院の仕度を整えるために病室を出た。
家に電話をかけた。
「これからにゃにゃこを連れて帰る」、
だからにゃにゃこの部屋の床を拭いておいて。
そう言いたいのに後が言葉にならない。
受話器越しに、母の「もう良くなったの?」と弾むような声が聴こえる。
いい大人なのに小さく声を上げて泣いた。
どうしても言葉が出なくてしゃくり上げるだけの私に、
母も事情を飲み込んだのか口調が変わった。
「あんたちゃんと帰って来られるの?大丈夫なの?」
帰れるよと思いながら、
「もうこれ以上は厳しいなら連れて帰るって、私が言った」とだけ、
無理矢理口から押し出した。
母は「仕方ない。仕方ないね。その方がいいよ」と、
自分を納得させるかのように呟いていた。
posted by 6 at 16:09| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にゃにゃこがいなくなった・2

病院で一回り痩せてしまったにゃにゃこだったが、
家に帰ると入院以前と同じように階段を昇り降りし、
ケージの上に飛び乗り、飛び降りていた。
食欲は余りないにせよ、病院にいるときよりは格段に食べる。
一度に食べる量がほんの少しなので、時間を置いて何度か出すのだが、
完食とはいかないまでも結構な量を食べてくれた。

何をしていても泣けたが、せめて気分良く楽しく過ごして欲しい。
そのためなら悪あがきでもいい、何でもする。

以前弟のお嫁さんが見ていただいたことのあるホメオパスの先生が、
本来の専門は猫だということを夜中に思い出し、メールで問い合わせてみた。
緊急だということで翌朝すぐに連絡をいただき、
偶然にも同じ市内に在住ということでその日にお会いすることになった。
にゃにゃこ用のレメディー(西洋医学のものとは異なるが、薬に当たる)を処方され、
存分に話し、落ち込まずにこれからを考えようと言われて心強かった。
主治医と家族以外では猫の話はほとんどしてこなかったので、
苦しいときに相談できることがありがたかった。

その帰り、日帰りでの点滴をしていたにゃにゃこを迎えに行き、
主治医に「自宅で皮下点滴をしたい」と希望した。
これで多少はにゃにゃこのストレスは軽減されるはずだ。
やったことなどもちろんないが、やっている飼い主の方はたくさんいる。
長い間にゃにゃこの中で頑張ってくれた留置針を抜き、
週明けくらいにその方法を教えてもらうことになった。

それが昨日。
私が泣くことをやめた瞬間に、にゃにゃこは脱走してしまった。

外に出たいからという単純な理由ではなく、
ある強固な本能に動かされての脱走なのかもしれないこともわかっている。
にゃにゃこと一緒に暮らしたいと思うことすら、
彼女にとってはストレスなのかもしれないとも思う。
だけどどうしようもない。一人で死なせるわけにはいかない。

にゃにゃこ。
今にも雨が降りそうな空だけど、裏の家の縁側の下かなんかに避難してるんだよ。
待ってて。
posted by 6 at 16:05| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月19日

キラキラパノラマ

昨夜、布団の上に寝転がりながらTVを見ていたとき。
ついていたのはスカパーのスペースシャワーTVだった。
スカパーを見ているときは大抵スペシャかMUSIC ON TVかVMCで、
中でも淡々と音楽だけが流れている番組ばかりを選んでしまうのだけれど、
昨夜もそんな感じでぼんやりと眺めていた。

流れていたPVでは傘を持った可愛い女の子がウキウキ歩いていた。
映像はちょっとセピアがかっていて、でもなんともカラフルな空気で、
弾むような女の子の気持ちとシンクロするかのような音符の数々。
軽やかに転がっている。キラキラとコロコロと。
私もいつしか目に力が入り、ペンと紙を探して起き上がった。
曲が終わったとき、画面左下にバンド名と曲名が出る。
それを逃すまいと、とりあえずそこらにあったマッキーを握り締めた。

それにしても大勢だな!なんかいっぱいいるよ!
PVの後半はLiveの風景なんだけど、もうステージから溢れるほどの人数。
もしかしたらお客さんより多いんじゃないかってくらいな状態。
揃いのTシャツで、一人残らず楽しくて楽しくてたまらない表情をしている。
ふとそばにいたにーすけを見ると、普段はTVは完全無視なくせして、
何故かきちんと座って画面に釘付けになっている。
さっきまで猫ベッドでウトウトしていたはずなのに。

Panorama Steel Orchestra
曲が終わり、画面にはそう表示された。曲名は「ZULU CHANT」。
マッキーでティッシュの箱に殴り書き。パノラマスティールオーケストラ。

パノラマ!確かにパノラマだ。
コロコロとキラキラとどこまでも広がって行くような、
賑やかで柔らかなスティールパンの音色。
何か、何というか夏なんだ。陳腐な表現で申し訳ないけども。

久し振りに音楽を聴いて浮き立つような気持ちになり、
喜びの余りamazonで注文してしまった。
一刻も早くじっくり聴きたいがための行動だったが、
よくよく考えたら私はレコ屋じゃないか。
なんなんだ。子供か。

早く来ないかなー。楽しみ。

(「ZULU CHANT」のPVは上記のページで見られます。
女の子が表情豊かで本当に可愛いです。2回見たけどまだ見たい)
posted by 6 at 22:15| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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